【百貨店基礎知識】全額入金を正しく理解しないと損するかもよ?

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販売員でも理解していない人が多い、百貨店の全額入金という支払い方法。

お客様の中にもレシートに印字された『全額入金』という文字の意味が分からない方がいるのではないでしょうか?

二重請求未払い会計のリスクを回避するために、今回はその『全額入金』について説明していきます。

全額入金を知ろう

全額入金は九州で始まったとされています。

クレジットカードで支払うことに抵抗があった(または習慣がなかった)九州の方へ、どうしたら自社カードを作ってもらえるか考えた末に生み出されたシステムです。

この説の信憑性は定かではありませんが、実際に三越伊勢丹グループでは、九州地区で先行していた全額入金のシステムを全国でも近年導入したという経緯があります。

この全額入金を実施する際に、たまに百貨店のクレジットカードをポイントカードと勘違いしている方がいますが、その認識は誤りです。

全額入金はクレジットカードで行う

全額入金は一度、カード払いをしています

それを、引き落とし日ではなく、当日その場で引き落とし金額を先に入金しておくことを『全額入金』と呼ぶのです。

そうすることで、本来はカード払いでしか付与されないポイントを、現金と一緒にカードを出すだけで付けてもらえるのです。

ポイントカードのように使えることで、カード保持者を増やそうとしたのですね。

これを理解していない販売員が多い現状があります。

全額入金で損をする?

では、客側・店側の視点で損してしまう会計を見ていきましょう。

客側が損するパターン

冒頭のツイートのように、全額入金なのに一回払いで切られると二重請求で客側の損になります。

現金で支払っているのに一回払いで処理され、引き落とし日にも同額請求されるパターンです。

恐ろしいですね。

不慣れな販売員が担当であれば、必ずレシートに『全額入金』と印字(もしくは押印)されているか確認しましょう。

店側が損するパターン

お客様より一回払いを依頼されたにも関わらず、全額入金で処理するパターンです。

これは店側にとっては最悪です。

本来、全額入金時に頂く現金を貰わず商品は無料で渡してポイントまで付与してしまいます。

破壊力満点ですよ。

レジマイナスと販売数マイナス(ロス)を一度に生み出します。

まぁ、客側にとっては相当なになりますけどね。

損しないための対策は?

客側

レシートを確認!これしかありません。

現金+カード=レシートに『全額入金』

これさえ確認していれば間違いありませんね。

クレジットカードの請求書を見て一回払いなのか全額入金なのか確認できますが、どう支払ったか忘れていたら判別つきませんのでオススメできません。

客側が気をつけるなんておかしな話ですよね。でも、人間がやることなのでミスありきで考えた方が良いでしょう。

店側

新人にはパターン別の支払い方法を教えた上で、全額入金の意味も教えてあげましょう。

①現金+カード=全額入金

②カードのみ=一回払い(or複数回払い)

店側のミスは回収できませんので、十分な指導が必要です。

終わりに

自社カードの取扱ミスはイベント時にしばしば起こることです。

そのような時期は派遣社員の導入が増え、不慣れなスタッフも増えていくためにミスが頻発する傾向にあります。

普段は百貨店に足を伸ばさない方もイベント用の商品を買いに来ますので、せっかくの機会に不快な気持ちにさせないようにしたいですね。

なにより、きちんと初期教育をして誰もが損することないよう会計業務することが当たり前ですが一番大切です。

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