塩マグロをセール品でつくった感想!おいしさのヒミツを解説

会社帰りのスーパーに安くなったマグロを発見!

ヤノケン

おっ、セール品だ。
塩マグロやってみようかな。

実は、以前から“マグロを塩漬けにする”調理法が気になっていました。

しかし失敗したら…と考えてチャレンジできなかったんですよね。

いい感じにドリップ(水分)がでて鮮度が悪そう。これなら気兼ねなくできそうです。

さぁ、つくってみましょう!

塩マグロ(マグロの塩漬け)とは?

出典:パル

塩マグロは小林銅蟲さんの記事で知りました。浸透圧で水分を抜き、うまみを凝縮するシンプルな調理法です。

近年では熟成マグロが流行りましたね。

そういうイメージです。

塩マグロの作り方

やすいマグロをよういします。

手順①大量の塩を表面にふる
②ペーパーをまいてラップで包む
③冷蔵庫で15-30分おく
④水であらいペーパーでふく
※自己流にアレンジしています

調理はとても簡単です。

ただ、外せないポイントがあるので以下の点にご注意ください。

注意

・必ず柵(さく)をつかう
・ドリップをしっかりとる
・塩漬けしたらアラーム!
・太く切る

それぞれ説明します。

塩マグロは柵(さく)をつかおう

柵とは刺身に切る直前のブロック状態です。

切ってしまった刺身だと、おいしい塩マグロができないので注意してくださいね。

もしスーパーになかった場合はあきらめましょう。薄切りでもつくれますが、塩の調整がむずかしいです。

塩マグロのドリップ対策

塩漬け中は大量のドリップが出ます。

季節によって対策を変えてもよさそうです。
どちらかやってみてください。

①マグロを置いた皿をななめに設置
②キッチンペーパーで厚めに包む

まずひとつ目は、お皿をナナメにして置き、マグロから出た水分を皿の下のほうに流す方法です。

冬場は室温が低く常温でも良いため、こちらをオススメします。

次に、キッチンペーパーで厚く包む方法です。

冷蔵庫で漬け込む場合は魚臭さが充満しないようにしたいですよね。

なので、ペーパーの上からラップで包みます。

こちらは気温の高い夏場にオススメ。

塩マグロを寝かせる時間は15分〜30分

小林先生が「30分ほど寝かすと味がうまく決まる」というニュアンスで書いていたので、少し長めの25分にチャレンジしてみました。

厚みがある柵の場合は30分でも良さそうです。このあたりは好みだと思います。

寝かせ終わったら表面の塩を水で洗い流し、キッチンペーパーでふきとりましょう。

よい具合に水分が出て引きしまりました。

見るからにうまそう。

※塩漬け中はアラームを忘れずに!

塩マグロの切り方

太めに切りましょう!

せっかくなので贅沢に!

味わいが口中に広がります。

身をつぶさないように、よく切れる包丁をつかってください。

砥石を常備しておくと良いですね。

塩マグロはナゼうまい?おいしさのヒミツを解説!

塩マグロがおいしくなるヒミツは浸透圧らしいです。

魚に塩をまぶすと体外へ水分が染み出し、旨みが濃くなる、干物にする等の調理法に利用されている現象ですね。

マルコ水産株式会社HPより引用

干物と同じ原理なんですね。

たしかに乾物はギュッと旨味が凝縮されています。

この現象をうまく利用したのが『塩マグロ』なんですねぇ。

MEMO

飲食店で働いていた頃、冷凍マグロは3%の食塩水で解凍していました。
海水の濃度で解凍することによって、旨味を逃さないようにするのです。これも浸透圧が関係しています。

天然塩のほうが精製塩より味がよいといわれていますので、『伯方の塩』をつかいました。

塩マグロのおいしい食べ方&アレンジ

いちばんは、ワサビのみで食べる方法です。

醤油をつける必要はありません。

塩気がきいているのでワサビだけでうまいです。

小林先生の記事では本ワサビを使っていましたね。

もちろんチューブでもおいしいです!

塩マグロの食べ方アレンジ

僕が好きなマグロの食べ方のひとつに海苔巻きがあります。

塩マグロも相性バツグンでしたねぇ。

韓国海苔との相性もよいです。(塩分が気になりますが)

塩マグロの感想「コスパが良い!」

塩マグロはセール品でも非常においしくできました。想像の何倍もおいしかったですよ。

感想はこちら!

塩マグロ感想・塩漬けすることで臭みが消える
・ヨレヨレだった身がしまる
・塩味が絶妙にきいている
・ワサビ、海苔との相性バッチリ!

ヤノケン

コスパよすぎぃ!!

あまりにおいしかったので、もったいなくて翌日まで残しておきました(笑)

塩マグロまとめ

簡単・手軽でおいしい塩マグロ。

セール品でも味がよいと証明されました。最高ですね!

塩やワサビにこだわることで、さらにおいしさが増します。

ネットにはいろいろなアレンジ方法があるのですが、食べているとアッと言う間になくなるのでレシピは必要ありませんでした。

あ、でも海苔まきには挑戦してほしいな。

スーパーで値引きされたマグロを発見したら、ぜひ塩マグロにチャレンジしてみてください!

小林銅蟲先生の漫画「めしにしましょう」

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