【絶滅危惧種】昔、ウナギという魚がおってな。

「野菜の値段がウナギ上りじゃのぅ。」

「じいちゃん、ウナギって何?」

「…」

「昔、ウナギという魚がおってな…」

。。

ウナギが絶滅した未来を想像できますか?

僕は出来ません。

毎年土用の丑の日になると飛ぶように売れているので、
数が減っているという実感が沸かないんですよね。
でも、現にニホンウナギは2014年から絶滅危惧種の指定を受けるほど減っています。
実感した頃にはもう手遅れになっているのでしょう。

産経ニュースウナギが大不漁の恐れの記事を要約します。

平成29年12月10日〜15日の5日間、
シラスウナギは前年同期の漁獲量と比べ、
たったの1%しか水揚げされませんでした。

このシラスウナギは絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚で、
ウナギの加工品のほとんどがこの稚魚を養殖したものです。

昭和35年に200t養殖されていたシラスウナギは、
平成25年には5tで過去最低、近年は15tと急速に減っています。

 

とんでもない量が減ってるじゃないですか。
これは、あのリョコウバトを彷彿とさせますね。

リョコウバトは50億羽以上いたとされる渡り鳥です。
1800年以降に乱獲され始め僅か数十年で激減し、1914年に絶滅しました。

この鳥は本来、繁殖力が弱く集団で行動することで種を維持してきたのですが、
そのあまりの多さ故に種の生態研究がされておらず、
文明の発達と人間の欲により
あっという間に地球上から姿を消したのです。

おびただしい数の死骸を山積みにして
その上に人が立っている写真を見たことがありますか?

あのおぞましい光景を思い出すと気持ちが沈みます。
人間の欲は恐ろしいですね。

リョコウバトが絶滅してちょうど100年後にニホンウナギが絶滅危惧種として指定されました。
次の100年で日本人はウナギを残すことが出来るのでしょうか?

「昔、ウナギという魚がおってな…」

という会話にならないことを祈ります。

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