若い竹が目印!!
白子タケノコとは?
土から出ていないタケノコを白子タケノコと呼びます。
少しでも頭を出せば光合成によるエグミやアクが出るので、イノシシは地中のタケノコが大好きで彫りまくってますね。
さすが野生の動物は美味しい物を知っています。
探し方
若い竹の近くを狙う理由は、タケノコが3年以内の新しい竹から出来るためです。
なので下の方に袴が付いている竹の周りが狙い目です。その周辺を靴底で浅く掘りながら引っ掛かりを探していきます。
ただ、シーズンならそれで良いのですが、今回は早い時期に行ったためタケノコが大きくなっておらず、手当たり次第にクワで掘って探すという修行をしてきました。
見つけるのは難しいだろうなと思っていたところ、
実は1時間半探した内の最初の10分で見つけちゃってました。
欲が出てしまったんですね。
探し続けてしまいました。
最初に載せた画像にタケノコが見えてるんですよ。
分かりますか?
え…どこ?
少しアップしました。分かりますか?
更にアップしました。
これでようやく分かったかな?
ここです!
10cmほど掘ってこのくらい。
イノシシは鼻が効くから良いけど、人間には酷ですね。
折ったら可食部が減って終わりなので、
慎重に掘っていきます。
頑張りました。
やりました!
食べましょう。
白子タケノコが手に入ったら絶対に若竹汁を作ろう!
昆布を水に半日漬けておきます。
タケノコは切り込みを入れて、
米と赤唐辛子を入れた湯で30分煮たらそのまま1日放置します。
※白子タケノコが手に入っても、すぐにアク抜きしないとエグミが出ます。お店で売ってる生タケノコは個人的に全部✕
可食部はほんの少しです。
時間を掛けた割にはと思う方もいるでしょうが、
そういうのが好きなんですよね。
若芽(ワカメ)とタケノコで若竹汁って知ってましたか?
僕は若いタケノコだからそう呼ぶと思っていました。
味付けは昆布出汁と酒と薄口醤油と塩です。
シンプルが良いのです。
美味しい。
タケノコってこんな味なんだよなぁ…
って毎年思います。
少し香ばしさがありますね。
食べなきゃ分からない味。
野食会では汁にせず、ツマミに良さそうな形で出す予定です。