冬の催事名物といえば「東北物産大会」ですね!
北海道展に続き、北の食材が楽しめる人気のイベントです。
実は全国を行脚している店も多く、
都市ごとに内容や値段を変えて出店しているので
チラシを見比べるのも楽しいんですよ。
そんな東北物産展の中で、おもしろい商品を見つけました。
寿司・割烹 若大将の「ふかひれ弁当」です。
阪神百貨店梅田8Fで10月27日まで開催中の「東北6県地酒と物産展」大船渡の若大将さんより「ふかひれ海鮮弁当」。ふかひれの下にはカニが敷き詰めてあります。 pic.twitter.com/YtQ07c6X6I
— 春 (@kumanuko) 2015年10月24日
ふかひれのイメージって、
トロッとした濃いめの中華スープなんですが、
こちらは淡白な姿で弁当に乗っけられております。
一体どのような味なのでしょうか?
ネットの口コミをまとめてみました。
目次
寿司・割烹 若大将 ふかひれ海鮮弁当の口コミ
ふかひれ、いくら、かにが入った1800円弁当を食べた。凄く美味しかった。
ふかひれも牛たんも美味しかったけど、ご飯が美味しかったよ
フカヒレは聞いた通りぷにょぷにょです。あまり味はなく、やはり中華料理のフカヒレ料理ってすごいなあと思いました。醤油ではなく、オイスターソースを極少量垂らしていただきます。
他にも関西のローカルテレビでは、海鮮弁当の1位に「ふかひれ弁当」を選んでいました。
口コミがとても少ないため、評価に困っている方が多いのかもしれません。
普段なかなかフカヒレ自体を食べる機会が少ないですもんね!
比較が難しい…
ややネガティブな意見があったのが気になります。
おいしく食べる方法
若大将のふかひれは薄味で煮てあるので、
醤油やオイスターソースをかけて食べると楽しめるようです。
醤油にこだわれば更に良さそうですね!
私は「土佐醤油」が好きで、よくつかっています。
あまり市販されていませんが、おいしいですよ〜。
筑紫樓 頂上麺 ふかひれ姿煮弁当
ふかひれ弁当には2種類ありまして、
東京では濃いめの味付けの商品も売られているようです。
中華の銘店、筑紫樓の「ふかひれの姿煮込み弁当」ですね。
とってもシンプルなお弁当!
インスタグラムで上げている人もほぼいません(笑)
旨味が強く、とても美味しいと評判です。
芸能人の差し入れにも使われるとか。
小泉今日子さんからのお弁当の差し入れフカヒレ弁当!!
めちゃくちゃおいしかったです!
出典:Instagram
やはりふかひれといえば中華ですよね!
ふかひれには元々味がない!なぜ高いの?
ここまで味について見ていきましたが、
実はふかひれには味がないってご存知ですか?
「じゃあなんで高いの?」
疑問に思う方もいると思います。
それは、味付けに手間と時間がかかるからなんです。
フカヒレ本体の支度には、紹興酒や香味野菜を使って煮たり冷ましたりを繰り返す必要がある。この途中で中骨や薄皮を取り、下ごしらえだけで丸3日はかかる。さらにフカヒレを煮込むためのスープは別に作る必要がある。豚肉や鶏肉、各種香辛料で丁寧にとられたスープをフカヒレの繊維1本1本にじっくりと丁寧にしみ込ませる。この工程には高度な中華料理の技術が必要で、熟練の料理人がつきっきりで行うのだそうだ。
オリーブオイルをひとまわしより引用
なんと元のヒレから商品になるまでに1週間もかかるのだとか!
しかも付きっきりで見てなきゃいけないなんて、
それは高くなりますよねぇ。
また、サメ一体から8枚とれるものの、
全体量の0.5 ~1.0%といわれますので希少価値が高いという点もあります。
サメの種類によってもランクがあるようですよ!
ふかひれを美味しく食べよう!
出典:Instagram
味付けによって左右されると言われるフカヒレ。
もし物足りなければスープにしてしまうという手もあります。
自作ふかひれスープを作れば1食で2度おいしいので、
思い切ってみるのもアリではないでしょうか!?
物産大会では和風で味付けされていて、
鶏がらベースだとマッチしそうな感じですね〜
ふかひれスープのレシピ(鶏がら)
鶏がらスープ…1リットル
タケノコ…100g
鶏ムネ肉…200g
塩…ひとつまみ
醤油…大さじ1
砂糖…小さじ2
酒…大さじ2
水溶き片栗粉…大さじ2
【手順3つ】
- ふかひれ・タケノコ・鶏ムネ肉を鶏がらスープで煮込む
- 沸騰したらアクをとって調味料をいれる
- 全体に火が通ったら、火を止めて水溶き片栗粉を回しいれる
スープ大辞典参照
ふかひれは乾燥から戻すのが非常に大変ということなので、
(きれいな姿を保つのはもっと大変)スープにいれるだけなんて簡単ですね!
フカヒレスープのレシピ(中華)
https://cookpad.com/recipe/541566
ここまで材料をそろえたら高くなりますね…
他にも干し椎茸や干し貝柱をつかったレシピがあり、
こだわりすぎると大変なことになりそうです。
まとめ
ふかひれ弁当は大きく2種類に分かれました。
ひとつは中華ベースの濃い味つけ、
ふたつめは物産展で見られる(主に若大将)和風だしで煮たものです。
ネットでの評価は中華味に軍配が上がっています。
和風では味付けが物足りないという意見がありましたね。
しかし工夫次第で美味しくすることもできますので、
ちょっと口に合わないな〜、もう少し味が濃い方が良いな〜と思う方は
思い切ってスープにしてしまうのもアリだと思います!
味覇(ウェイパー)があれば簡単に中華スープができちゃいますよ。
一家にひとつ常備したいところですね!