・鍋があまった!あした食べてもいいかな?
・どれくらい日持ちするんだろう?
・翌日でも雑炊はいいよね?
誰もがいちどは疑問に思うところですね。
僕は適当に保管してしまい大失敗したことがあります。
次の日の朝、鍋をあけると…
ヤノケン
腐ってる!!
あきらかにニオイが変で、
せっかくのスープを無駄にしたんです。
今回はみなさんが同じ失敗をしないように、鍋の“その後”についてお伝えします。
結論からいうと、当日中に食べきるのがベストです!!
「どうしても残ってしまう」という方は読んでくださいね。
鍋の日持ちはどれくらい?
鍋は冷蔵保管(10℃以下)で2~3日もつと言われています。
しかし、各家庭によって環境がちがいますので注意してください。
食材や箸の出し入れ、
火にかける時間や空気のいれかたで変わってきます
食中毒の元となる中温菌は、35℃で爆発的にふえるそうです。
冬場は寒いからといって、温かいままフタをして放置は特に危険!菌が住みやすい環境をつくっているようなものですよ。
鍋は粗熱を速やかにとって、冷めたら容器にいれて冷蔵庫に保管しましょう。
鍋は火にかけたら大丈夫?常温でも2日くらいはいける!?
ネットには朝と晩に火をいれておけば常温保管でも2日くらいはもつという意見が多数あります。
確かに火をいれると殺菌できるので一理ありますが…
すでに腐っていたら意味ないですよね。
また、煮込み料理でふえやすいウェルシュ菌は、100℃でも耐える芽胞(がほう)をつくります。
いちどつくられると通常の加熱では死滅しませんから、沸騰させても下痢になる場合があるんです。
菌は目に見えません。
結果的にはニオイや味での判断になってしまいます。
なんとなくのやり方よりは冷蔵が良いですし、やはり食べるのは当日中がベストです!
ウェルシュ菌については「知っておきたい!家庭の感染と予防|食中毒(ウェルシュ菌)とは?」を参考にしました。
鍋は翌日に雑炊してもいい?
雑炊も同じく、スープがダメになっていたら食べられません。きちんと保管されていれば翌日もOKです。
常温だと具を食べきってスープを濾(こ)しても腐った経験があるので、やはり冷蔵保管がよいですね!
まとめ
鍋は手軽なため、つくりすぎることがあります。
次の日に食べようと思っても、何も対策しなければ腐ってしまうので危険です。「え…クサイ!」という経験をした方もいるでしょう。
菌がふえる原因は温度管理にあります。
翌日も食べたい・スープで雑炊にしたい場合は、冷蔵保管をしてください。
10℃以下を維持できるなら2~3日は持つらしいですよ。
しかし中温菌は35℃で爆発的に増殖するため、食事中に火をつけたり消したりをくりかえすうちにフタに菌が増殖していた…なんてこともあります。
食べ方や火の入れ方によって日持ちが変わるため、注意が必要ですね。
なので、できれば当日中に食べきるようにしましょう!
食中毒は命を脅かす危険があります。
温度管理に十分な配慮をして、おいしく楽しく食事をしたいですね!