飲食店で働いていた頃、
系列店で『七味に虫がいた』というクレームがありました。
驚いたことに容器の中に入っていたようです。
ヤノケン
密閉しているのに虫!?
どうやって入ったの??
信じられぬまま10本ほど皿に広げて調べてみました。
するとゴマのような虫が3匹…ヒエ〜
カブトムシのメスを小さくしたような虫です。
本当にゴマに似ているので、
気づかずに食べているかもしれません。
ゾッとしますよね…
この記事では、七味にわいた虫が発生した場合の駆除方法や防止策、
誤って食べた場合の対応について説明していきます。
・防止策は冷凍保管
・駆除方法はすべて廃棄
・食べても無害だがアレルギーに注意
常温保管の七味には虫がわく!今すぐ調べよう!
七味は乾燥しているので虫がわくなんて考えたことがありませんでした。
お米に唐辛子をいれるように、
むしろ防虫効果があると思っていたんです。
しかし、常温保管では混入する危険性が高いため、きちんと管理が必要と分かりました。
どんな虫なのか?
この虫は『タバコシバンムシ』といいます。
成虫は体長約2.5mmの小型の甲虫で、体は円くゴマのような形、茶色の虫です。
タバコシバンムシは、一般住宅・店舗・食品倉庫などどこでも発生が見られる食品害虫です。
保管してあるパンや小麦粉、そうめん、ココア(粉)、コーヒー、種、ゴマ、香辛料、乾燥しいたけ、乾麺、ソバ、ドライフラワー、ペットフードなどあらゆる乾燥した植物質のものから発生します。
その他、畳のワラ床からも発生することがあり、この場合、常に餌(畳)があることなどから、長期間にわたって発生をみる場合があります。
タバコシバンムシは年に2~3回発生し、成虫は屋内を活発に飛びまわります。冬は主に幼虫で越冬するので、被害は目立ちません。
七味だけでなく、乾燥した植物質のものから発生します。
常温保管になりがちな小麦粉や、そうめんは注意ですね。
発生する理由
窓や玄関、また衣類や持ち物に付着してどこからともなく入り込んだシバンムシは、住みやすい場所を探して住み着きます。
この「住みやすい場所」がポイント!
植物性で含水量6~15%あれば、あらゆるモノを食べます。
小麦粉の含水量は14.0%〜14.5%なのでドンピシャですね。
ちなみに調査した全ての家庭で発見報告があり、完全に食い止めることは不可能と言われています。
ただ、七味に関しては効果的な方法がありますので紹介します。
七味の防虫対策
冒頭のクレーム後、冷凍庫で容器ごと保管すると一匹も発見されなくなりました。
営業中は常温の棚に置き、閉店後に冷凍庫へ入れるというサイクルで結果が出ます。
無理なく行えるのではないでしょうか。
サラサラのまま使えますので安心してくださいね!
七味の種類によっては、パッケージに『虫がわくので冷蔵保管してください』と書かれています。
『マツコの知らない世界』に出演していた、一味・七味が大好きな親子と同じ方法ですね。
除湿効果があり、香りを維持できますので(冷凍なら効果大)防虫だけでなく品質保存にも役立てることができます。
虫の駆除方法
食材ごと廃棄がベストです。
虫だけを駆除しても卵が残っている場合があります。
しばらくすると生まれる可能性があるため、一匹でも発生してしまったら食材ごと破棄しましょう。
他に広がらないように諦めが肝心ですね。
虫を食べてしまった!
さっき食べた七味に虫がいた…
安心してください、この虫は基本的に人体には無害ということです。
ただ、アレルギー体質の方は注意が必要です。
1時間以内に蕁麻疹(じんましん)や嘔吐など、体に異変があったら病院に行った方がよいでしょう。
七味に虫まとめ(クレイジーソルトにも発生します)
虫がわくのは七味だけでなく、乾燥した植物性のものに発生することが分かりました。
ココアやクレイジーソルトにも報告があります。
僕の実家ではドイツパンで作ったクリスマスツリーにいましたよ…
油断していると大量に生まれてしまうので、
まずは徹底的に調べてみてください!
その黒い粒、ゴマじゃなくて虫かもしれませんよ?